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平成19年1月、みんカラより移行しました。 愛車・スバルフォレスターのことや、旧Club F Starメンバーとの交流、 ひとり娘に関することなどを中心に、 その他日常のことや仕事のことなど、書きたいときに書きたいように書いていきます。
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昨今の政治に対する国民の関心事といえば、
「消えた年金」と「賃金格差」といったところだろうけど、
今の国会で討議されている内容を見る限り、
議員の先生方はそれを取り上げる気がないように思う。
否、むしろそれに逆行することをしているような気がする。

まずは既に可決済みの教育基本法改正について。
これまで「平等に教育を受ける権利」だったのが
「学力に応じて平等に教育を受ける権利」に変わった。
これは、学力によって教育内容を変え、生徒をランク付けすることを意味する。
当然、高学力の子供は社会で優遇され、低学力の子供は冷遇されることだろう。
それから、「愛国心」教育。これに点数をつけるという。
「お国のために」と連呼すれば点数がもらえる。恐ろしい教育指針だ。
教育現場が混乱するのも無理はない。

一方、派遣労働者の待遇についていろいろと取り沙汰されており、
一部企業でパートタイマー等の正社員雇用の動きがある。
しかし、社会全体で考えた場合、現在の経済が好調なのは、
これまで続けてきたリストラの成果であり、
正社員雇用を増やしたり、賃金引上げに応じるのは、この流れに逆行するもの。
従って、業務請負等の、別の形態でのアウトソーシングが
パートタイマーに代わって労働を下支えすることになるだろう。
つまり、状況は何も変わらない。

そして憲法改正。現行の憲法下での「戦争放棄」について
「集団的自衛権」の名の下に、抜け道を用意する意図が汲み取れる。

これらを総合して考えると、(あくまでも極論だが)
低学力の子供達が大人になっても、非正社員の仕事しかありつけず、
所得格差は拡大する。
税収から見れば、これはさほど大きな問題ではなく、
国から見れば、低所得者層でも税金さえ取れれば問題はない。
そして、憲法改正によって軍備の拡大が可能になると、
自衛隊の増強が必要になる。これを人的に賄うのが
「愛国心」教育を受けた低所得者層の若者...........
さらに、軍需産業の拡大によって、経済は益々発展する.......

こんな世の中になって欲しくないねえ。
なので、国民投票が実施されたら、
私は断固として憲法改正には反対します。
皆さんはどのようにお考えですか?
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無題
こんばんは。
本当、今の政治家の先生方は、「取れるところから取ってしまえ」的なところがあるような気がしてなりません。
もっと無駄な事(天下り先等)をなくす方が、よっぽど国民に理解してもらえるんじゃないかと思います。

戦争は反対ですが、愛国心はあっても良いのでは、と私は思います。
もっとも、愛国心に点数をつけるというのは論外ですが。

たとえるなら、人間は幸せになりたい、健康でありたいと心の中で思っていても、口にはあまり出さないですよね。
それと同じで、愛国心というのも心の奥底にあるだけで良いのでは?と思います。

オリンピックのたびに、もっと国全体をあげて日本代表の方々を応援して、”日本”という国が一体となって欲しいなぁ~って思います(^^ゞ
何よりも、自分の生まれ育った国が好きですし♪

昔みたいに近隣諸国に攻め込むような姿勢は絶対にいけませんが、せめて自国を守る最低限の軍備は必要かと思います。
今の段階では、某K国が攻めてきたらA合衆国に頼るしかないかなぁ~って思いますし。

長文スミマセン、あと論点がずれているかもしれませんがその際はお許しをm(__)m
KAGE 2007/06/05(Tue)01:06:04 編集
Re: 無題
どもです♪

結局のところ、政治家に至るまで日本国民総「長いものには巻かれろ」状態なのかな?と。
政治とカネの問題が注目され、グレーゾーンな資金調達が困難な昨今、
やっぱり政治家にとって頼みの綱は財界だったりする訳で、
内外の大企業の意向は無視できないのでしょう。

そういう中で編纂された「愛国心」の教材。
それの中身がどうなのかが気になりますね。
出来ることならば、ぜひとも検閲したいところです。
第二次世界大戦は、紛れもなく日本の侵略戦争だった訳で、
それをひっくり返すような歴史の書き方をする教材は
うちの娘に読ませたくありません。
問題は、愛国心を国益のために利用しようという発想そのものです。
付け加えて、国内のマイノリティへの配慮が全くないところも大問題。

軍備もまた悩ましいところで、
専守防衛のためだけの兵器なんて有り得ないんですよね。
実際に防衛に使えるレベルの軍備は、充分戦争にも使える。
というより、質的にも量的にも敵軍を凌駕するようでなければ、
そもそも国を守れない。
F22ラプター戦闘機が嘉手納基地にレンタル配備されたときの
自衛隊関係者の反応を見れば、
彼らが第一線級の装備を熱望していることが手に取るようにわかります。
そうやって考えると、「専守防衛」「最低限の軍備」を
堅持すること自体が困難。
All or Nothing しか有り得ないと思うのですが。

確かに社会情勢が制定当時とずいぶん変わったことで
憲法も古くなっていることは否定しませんが、
余計なところまで改訂されては堪らない。
私はそう思います。
あくだいかん 2007/06/05(Tue)22:29:07 編集
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