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ガソリン税の暫定税率延長問題ね.....
与党の言ってることも、確かに外れちゃいないけど、でもやっぱり詭弁。
国民の生活が混乱するって言うけど、それ以前にワーキングプアな方々とか、
社会的弱者の方々が灯油を買えなくて凍死してもいいんだね。
今の方向付けだと、大企業優遇で消費者軽視。
税収が見込める相手の方しか見ない。
これがどういう方向へ向かうかと言えば、短期的には会社は潤う。
しかし、労働者へのフィードバックはない。
特に、中間管理職と末端の非正規採用社員への圧迫は
付け焼刃の法整備や指導じゃ変わるはずもなく、拍車がかかるのみ。
そうすると、「仕事をする」という行為に対する期待感が日本全体から薄れ、
労働力の質を失う。必然的に国際社会での企業競争力は低下。
つられてGDPも低下の一途を辿る。
とりたてて資源のない日本が技術力や管理力まで他国に劣るとなれば、
もう日本にビジネスモデルは成立しなくなる。
一部を除く国内企業の業績は悪化し続け、失業率はうなぎ上り。
こうなると、最早手のつけようがなくなるのは間違いないところ。
もう、足元をきっちり固めなくてはならないところに来てるんじゃないのかなあ?
国民のいない国なんてありえないのだから。
内需を拡大したいのなら、所得格差の問題を本気になって解決しないと。
暫定税率問題は抜本策ではないけれど、カンフル剤くらいにはなる。
道路ができなくて困るのは、実は国民じゃないんだよ。そこが最大の詭弁。
小予算でやりくりできたという前例が出来ちゃうことこそが
役所にとって最も恐れること。税収を手放したくないから必死だよね。
日本って、かなり暮らしにくい国になってきたなあと最近ほんとうに思います。